インターネット上の情報、鵜呑みにはしてませんか?
知人が「バレンタインデーでチョコを渡すことが法律で禁止されたらしいよ!」と真顔で言ってきたことがあります。
「んなわけあるかいっ!」と調べたら、やはり出所はフェィクニュースでした。
そういうのに踊らされるのはちょっと恥ずかしいですよね。。
最近はみなさんChatGPTやCopilotやGemminiなどAIを使うことが多くなってきたのではないでしょうか。
フェイクニュースだけではなく、AIによって提示される情報にも注意が必要です。
一般のウェブサイトの情報であれば、ある程度の警戒心を持って読むことが多いと思いますが、AIが提示した情報となると、その警戒心が薄れてしまうことがあります。
AIはまるで権威ある専門家のように、自信に満ちた口調で回答を出してくるため、ついその回答を鵜呑みにしてしまうのです。
しかし、これらの情報が常に正確であるとは限りません。
ChatGPTやCopilotやGemminiなどAIはインターネット上の膨大な情報を基に回答を生成しますが、元となる情報が誤っていた場合には、その出力も当然ながら誤情報となってしまいます。
この誤情報を「AIハルシネーション(AI幻覚)」と呼びます。
AIがまるで現実のことのように、事実とは異なる情報を生成してしまう現象です。
厄介なのは、間違いが非常に自然に見えるため、一見しても誤りに気づきにくいことです。
こうしたAIハルシネーションの問題は思いのほか頻繁に起こり、厄介なのはその誤りの根拠や出典が明確でないところです。
それだけでなく架空の人物や出来事をあたかも真実のように提示したり、文献や統計データを捏造したりするケースもあります。
私も以前、「スマホを見ながら歩いていて事故にあった芸能人は?」と入力したら全く関係のない芸能人が出てきたことがあります。
したがって、インターネットやAIによって生成された情報は、常に批判的な視点を持ち、場合によっては自分自身で確認作業を行うことが大事です。
AI便利ですけどね~。
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